洋画【デンジャラス・ビューティー】変わりたい女性に捧ぐ!見た目と個性が大事と教える映画

photography of a woman wearing vintage sunglasses ラブコメ
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Woman’s おすすめポイント

見た目に気を遣わない、目の前の仕事にまっしぐらな、でもユーモアのセンスがあるような女性と、見た目や、自分の立ち位置を気にして振舞う女性の2通りの女性が登場します。結果、ユーモアや一緒に楽しめる雰囲気を持つことと、見た目を気遣うことは、どちらも女性にとって必要であることを教えてくれます。そして、ミスコンが舞台となるため、煌びやかな女性たちでいっぱいになる画面は華やかで、観ているだけで楽しい気持ちになれること間違いなし!サンドラ・ブロック演じる、髪の毛ボサボサ、言葉も歩き方も所作もがさつな女性が、ヘアトリートメントや歯医者で歯石除去、脱毛をし、歩き方と話し方の改善をするだけで、こんなにも印象が変わるものかと思えば、ボサボサ頭、Tシャツ姿で画面を見つめる自分を、ふと顧みてしまう瞬間があるはず。美意識向上の重要性と、もともと持っている良さは消さないことの重要性が、手に取るように分かる、変わりたい女性のための作品です。

サンドラ・ブロックの魅力全開!

woman wearing pink dress standing on shore
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サンドラ・ブロックは、【スピード】で一躍有名になり、【デンジャラス・ビューティー】やその続編で魅力を世間に知らしめ、【しあわせの隠れ場所】では、アカデミー主演女優賞も受賞している大女優です。最近では、あの有名な詐欺集団オーシャンズシリーズの女版、【オーシャンズ8】にも出演しています。時に役柄で金髪姿を披露することもありますが、基本的にサンドラは黒髪がお似合いです。キリっと上がった長めの眉と、黒髪がサンドラのクールビューティーな雰囲気を最高に盛り上げてくれます。

【デンジャラス・ビューティー】では、女子力ゼロのボロボロな姿から始まりますが、全ての施しを受け終えたサンドラの姿は、本当に美しく、見入ってしまうことでしょう。サンドラの良さは、3枚目な姿をさらけ出してくれるところ。ボロボロな姿はとことんボロボロに演じることで、感動を素晴らしいものにしてくれていますし、見た目が美しくなっても、中身は3枚目なままな女性を、とても自然に演じています。サンドラの親しみやすさが全面に出た、性格の良さが伝わってくる作品です。

女性が夢中になれる要素が揃っている!

woman morning bathrobe bathroom
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女性にとっては、ビューティーコンテスト奨学金プログラムというだけで、既に面白いのです。女性が夢中になる、モチベUPできる映画には、「華やかさ・憧れ・女性目線」の要素が含まれていることが多くあります。普段体験できないような華やかさがあり、「こうなれたらな」という憧れの要素が豊富で、美しい女性をたくさん観られることで美の勉強ができる、まさに「華やかさ・憧れ・女性目線」この3拍子揃っているのが、【デンジャラス・ビューティー】なのです。

また、【デンジャラス・ビューティー】には、普段は品行方正な美女たちが、誘惑に負けてお酒をがぶ飲みしたり、ピザに夢中になったり、クラブでバカ騒ぎしたり、とハメを外すシーンがあります。このシーンこそが、美しくなりたい、華やかな世界に憧れる!と、食い入るように観ている女性たちに、親近感と頑張りすぎないことを、上手に伝えてくれているのです。「綺麗な人もそういうことするのね!」と、安心感を覚えることで、美に対して頑張ることのハードルが少し下がり、結果モチベーションを上げてくれるのです。

主人公の時折見せる“女っぽさ”がキュート

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主人公の幼少期に遡るシーンで、いじめられている男の子を助けたものの、かえって「恥をかいた」と嫌われるシーンがありますが、ここで主人公が乙女心をこじらせてしまったことが分かります。助けた理由はもちろんその男の子が好きだったからなのですが、それが伝わらず、好きな男の子に嫌われてしまう経験が、きっと彼女を現在の女気ゼロにした原因なのでしょう。でも、同僚が自分の行動のせいで被弾した後、彼の事を気遣ってヤキモキしてしまう姿や、ベンジャミン・ブラット演じる同僚のエリックが、綺麗になった自分を見て可愛いと思っている!とワクワクしてしまう姿など、もともとの乙女心が見え隠れするシーンがあり、そういったシーンでの彼女は、やっぱり乙女なのです。見た目を磨くことで、どれだけ周りの目が変わるのかが分かる作品でもある一方、女性らしく見える一面は誰の中にもあり、それが真の可愛らしさであることを教える作品でもあるのです。

変わりたい女性必見!見た目も大事だけれど・・・

woman doing hand heart sign
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サンドラ・ブロック演じる、グレイシー・ハートの変わり様を観ていると、どんなにボロボロな姿でも、整えることで美しい印象にすることができると、勇気をもらえますが、この映画からはグレイシーの“ハート”にも注目してしまいます。グレイシーは、初めは馬鹿にすらしていたコンテストの出場者と、一緒に過ごす中で、彼女たちが殊の外自分とかけ離れていないことに気づきます。そして、親近感を覚えると同時に、「彼女たちを守りたい」と、FBIのバッチを没収された中で警備を続けることを決断します。

グレイシーは、以前は見た目は散々だったけれど、心は美しかったのです。誰にでも育ってきた環境などから、自分の解釈や見方というものを持ちますが、それを柔軟に変えることができ、相手を認めることができるグレイシーは、心美人そのものです。だからこそ、見た目を大きく変化させたことで、誰からも愛されるグレイシーになることができたのです。笑い方や仕事熱心なところや男勝りな気質は、正直変わっていませんでしたが、それすらも愛らしいグレイシーの良さとして映るのだと、意外な発見をさせてくれます。

男は見た目になびく、けれど個性に惹かれる

man sitting on wooden panel facing in the ocean
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同僚のエリックは、潜入捜査官を選出する過程で、エージェントに、PC加工で水着を着せて盛り上がるシーンや、警察の論文を書いている女子学生にやさしくするシーンなどで、女性の見た目に対し、綿毛のごとく大いになびく姿があります。しかし、グレイシーと話すエリックは、気を遣わずにいいテンポで話をすることができ、とても楽しそうにしています。トレーニングでボクシングのようなことを一緒にできる、男勝りなグレイシーの個性に惹かれています。そんなグレイシーが綺麗に生まれ変わったものだから、ますますエリックは目を離すことができないのです。

男性は本能として、魅力的な女性を好むのも無理はありません。だから、綺麗な女性を見ては盛り上がり、優しくします。しかし、男性が求めているものはきっと、見た目だけではないのです。グレイシーのように、もともとの個性が、エリックにとって居心地の良いものであることが、結局2人の関係を進める要因であったことでしょう。確かに男性は、見た目になびくけれど、結局は2人でいる時の空気感や楽しさなども大切なのです。自分たちのそういった個性が、誰の心に刺さるかは分かりません。だから、無理に矯正しなくても良いのです。

Woman’s おまけポイント

slim woman enjoying endless seascape on beach
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【デンジャラス・ビューティー】には、キャンディス・バーゲンも助演として出演しています。2018年の【ブック・クラブ】にも、ジェーン・フォンダ、ダイアン・キートン、メアリー・スティーンバージェンら最強の美熟女たちと共演している、最強の美熟女のうちの1人です。舞台設定は、美女のコンテストとだけあって、若くて美しい女優がひしめき合う中、今回は悪役でしたけれど、その美しさはやっぱり見事な存在感でした。キャンディスは現在ももちろん美しいのですが、彼女の若い頃にはもっとびっくりすることでしょう。豊かな髪の毛に、鼻筋の通った端正な顔立ちは、1946年生まれの彼女ですが、現代に通ずる古臭くない美しさです。(参照:https://g.co/kgs/UdzPa5)

kato

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